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日本のインテリジェンス工作

陸軍中野学校,731部隊,小野寺信

日本のインテリジェンス工作
著者 山本 武利
ジャンル 歴史・伝記
出版年月日 2016/11/01
ISBN 9784788514997
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

中野学校とは何か。出身者は何を学び,戦地でどのような役割を果たしたか。さらに特務機関,731部隊,満洲国から太平洋戦争までを,諜報・謀略・宣伝の観点から見直し,近代戦におけるインテリジェンスのもつ意味を,著者発掘の一次資料で解明する。
日本のインテリジェンス工作――目次
本書を読まれる前に

? 総論

第一章 陸軍中野学校創立期の工作目標

第二章 アメリカによる日本インテリジェンス機関の分析
 1 アメリカの日本関係資料の収集と公開
 2 文書の作成機関
 3 インテリジェンス機関の分析と評価のポイント
 4 日本のインテリジェンス機関の研究

第三章 オーストラリアによる日本陸軍インテリジェンス機関の分析

? 対中

第四章 「帝国」を担いだメディア
 1 メディアと「帝国」
 2 新聞に見るメディア統制と「帝国」への同調
 3 満鉄、「満洲国」に見るメディア利用の宣伝・宣撫工作
 4 満洲、本土での欧米「学知」のしたたかな吸収
 5 「帝国」を担いだメディア人と学知

第五章 日本軍のメディア戦術・戦略―中国戦線を中心に
 1 満洲事変までの「新聞操縦」
 2 日中戦争勃発とメディアの積極活用
 3 汪政権の正当性獲得のための宣伝工作
 4 中国共産党撲滅のための宣撫活動
 5 メディア戦術・戦略の成果と失敗

第六章 『宣撫月報』とは何か

第七章 満洲における日本のラジオ戦略
 1 戦争プロパガンダとしてのラジオ
 2 新京中央放送局を軸とした放送活動

? 対ソ

第八章 対ソ・インテリジェンス機関としての731部隊の謎

第九章 北欧の日本陸軍武官室の対ソ・インテリジェンス工作
    ―小野寺信のアメリカ側への供述書
 1 小野寺供述書の要約
 2 SSUによる小野寺供述の評価とまとめ

あとがき

初出一覧
事項索引
人名索引
装幀―難波園子

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