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記憶とリアルのゆくえ

文学社会学の試み

記憶とリアルのゆくえ
著者 亀山 佳明
ジャンル 社会学
出版年月日 2016/03/03
ISBN 9784788514652
判型・ページ数 4-6・272ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

文学には社会の深層が如実に映し出されずにはいない。漱石から村上春樹までの,個人主義,記憶,身体論,終末期医療などの表現のなかに,現代の「リアル」をさぐる,スリリングな「文学社会学」の試み。作田啓一氏の長編論稿を収録。
記憶とリアルのゆくえ――目次

まえがき 亀山 佳明

寺田寅彦における追憶の形式 近森 高明

分身と記憶─古井由吉「朝の男」をめぐって 亀山 佳明

村上春樹と個人主義のゆくえ 松浦 雄介

『ボヴァリー夫人』から『アンナ・カレーニナ』へ 織田 年和
 ─三者関係論と二つの不倫小説

管理される生と生きられる身体のあいだに 西山けい子
 ─『ウィット』に描かれる終末期医療

かけわたす人、円朝 工藤 保則

文学からの社会学─作田啓一の理論と方法 岡崎 宏樹

日本近代文学に見られる自我の放棄
 作田 啓一
 ─伊藤整の枠組に従って

日本近代文学に見られる自我の放棄(続)
 作田 啓一
 ─リアルの現れる場所

あとがき 亀山 佳明

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