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論壇日記 2011.4 -2013.3

論壇日記 2011.4 -2013.3
著者 小熊 英二
ジャンル 社会学 > 歴史社会学
出版年月日 2015/09/24
ISBN 9784788514423
判型・ページ数 4-6・368ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

近-現代日本を深層まで読み解いてきた著者が,混迷する論壇から,原発,復興,ポピュリズム,経済低迷等の難題に向き合う,力のある論考を選り抜く時評集。『朝日新聞』論壇委員メモと『週刊エコノミスト』連載読書日記(2年分)を加筆修正。
論壇日記 2011.4~2013.4――目次

まえがき

『朝日新聞』論壇メモ

二〇一一年四月1 「歴史の画期」/2 「公共性」への関心/3 「がんばれニッポン」

■ 東北と東京の分断くっきり

二〇一一年五月1 被災の「歴史」と思想/2 原発の歴史と思想/3 その他

二〇一一年六月1 原発の歴史/2 原発をめぐる思想的配置/3 復興の思想と展望/4 国家の思想/5 震災後の社会

二〇一一年七月1 原発の歴史/2 原発の思想/3 原発擁護の思想/4 復興の思想

二〇一一年八月1 震災復興/2 原発/3 ポスト菅の思想/4 その他

二〇一一年九月1 震災復興/2 震災と若者文化、インターネット/3 「九・一一」一〇周年/4 ナショナリズム

二〇一一年一〇月1 脱原発の思想/2 中央政治、地方政治

■ 公共事業と原発、日本の縮図

二〇一一年一一月1 原発の歴史/2 原発をめぐる思想/3 大阪選挙/4 「戦後」とは何か/5 その他

二〇一一年一二月1 原発の歴史/2 米軍基地問題/3 世界からみた日本/4 TPP/5 橋下現象と「庶民感 情」/6 その他

二〇一二年一月1 「若者」の社会運動/2 復興と雇用/3 世界経済情勢と日本政治/4 女性の現状/5 その他

二〇一二年二月1 債務危機の思想/2 税と社会保障

二〇一二年三月1 パターナリズムと専門家/2 世界のなかの「アジア」と日本/3 震災復興と雇用/4 その他

二〇一二年四月1 「橋下現象」をどう位置づけるか/2 教育の現状

■ 原発コスト 国民意識に比例

二〇一二年五月1 原発問題/2 「橋下現象」/3 沖縄

二〇一二年六月1 「逃げ切り」の思想/2 ポピュリズムの思想/3 「新しい」社会運動

二〇一二年七月1 住居政策の歴史と思想/2 その他

二〇一二年八月1 政治家と政党政治/2 諸問題

二〇一二年九月1 「尖閣・竹島」問題/2 「保守の劣化」/3 生活保護

二〇一二年一〇月1 尖閣・竹島問題/2 生活保護/3 ブラック企業/4 協同組合/5 社会運動/6 その他

■ ネズミの群れと滅びる恐竜

二〇一二年一一月1 領土問題/2 歴史認識/3 デフレ/4 雇用/5 その他

二〇一二年一二月1 「それでも民主主義」/2 その他

二〇一三年一月1 言葉の重さ/2 石原慎太郎批判/3 グローバル都市/4 言葉の重さ・再び

二〇一三年二月1 憲法論議の低調/2 政経問題V?S社会問題/3 ルール政策/4 防衛と沖縄/5 ジェンダー

二〇一三年三月1 安倍政権と憲法改正論/2 アメリカ側の姿勢/3 現状分析/4 オルタナティブ/5 原発と復興

「読書日記」(『週刊 エコノミスト』連載)

二〇一一年一〇月 報道写真と芸術写真の間

二〇一一年一一月 洪水前の不安な繁栄

二〇一一年一二月 安全保障の新たな構想

二〇一二年二月 「若者」というカテゴリーの不毛

二〇一二年三月 限界集落と地方再生

二〇一二年四月 巨大プロジェクトの時代錯誤

二〇一二年五月 ベンチャー精神と協同組合

二〇一二年七月 社会構造としての「五五年体制」

二〇一二年八月 リスク社会の自殺と若者

二〇一二年九月 連帯と格差是正が初志を失うとき

二〇一二年一〇月 「ヒーロー」の反対語は「調整」か?

二〇一二年一一月 生活保護をめぐる両論

二〇一三年一月 香港とクールジャパン

二〇一三年二月 復興論議が見落としているもの

二〇一三年三月 財政は「社会の鏡」

二〇一三年四月 罰当たりの生まれ変りが見た「アベノミクス」

索引(人名・事項)

装幀―難波園子

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