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人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学

嘘と説得,コミュニケーショントレーニング

人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学
著者 丹野 宏昭
児玉 健
ジャンル 心理学・認知科学・臨床 > 教養・読みもの
出版年月日 2015/07/25
ISBN 9784788514393
判型・ページ数 A5・168ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

会話しながら駆け引きしたり,説得したり,嘘をついたり,誰かを信じたり,騙されたり-「究極の心理ゲーム」人狼ゲームを楽しみながら,嘘とは,説得とは何かを学び,人間関係のスキルを磨く,コミュニケーショントレーニング入門。
人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学――目次

はじめに

第1章 人狼ゲームとは
 人狼ゲームの流れ
 人狼ゲームの歴史と現在
 人狼ゲームの魅力
 人狼ゲームをやってみよう
   人狼ゲームとは
   ゲームの準備
   役職カードの配布と確認
   オープンルールとクローズルール
   ゲームの進行
   ゲームの終了
   人狼ゲームの例 プレイログ
 コラム  民間伝承における人狼

第2章 人狼ゲームと嘘
 嘘とは何か
 「嘘」を学ぶことは重要
 しぐさから嘘を見破れるか
 嘘を見破る手がかり
 嘘を見破る可能性を上げるための方法
 専門家は嘘を見破れるのか
 嘘発見器は100%嘘を見破れるのか
 嘘っぽいと思われないために
 コラム  インターネットの人狼ゲーム

第3章 人狼ゲームと議論・説得
 コミュニケーションと説得
 態度変容に関する基礎
   説得内容をしっかり吟味しないこともある
  「矛盾」は解消したい
  他人に強制されたくない
 どういう人から説得されやすいのか
   信ぴょう性の
   対人魅力
 どういう人が説得されやすいか
   性差
   知性
   自尊心
   不安
   セルフ・モニタリング
 説得・依頼のテクニック
   都合の悪いことを隠さない
   結論を明らかにすべきか
   情報を提示する順序
   ステルスマーケティングはなぜ有効か
   フット・イン・ザ・ドア・テクニック
   ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
   情に訴える
 議論中に生じる諸現象
   多数派と少数派の影響力
   最終的な決定が歪んでしまう
 コラム  人狼ゲームの経験によって変化する
        「嘘発見の手がかり」の信念

第4章 人狼ゲームを活用する
 社会的スキルとは
 人狼ゲームを用いたコミュニケーショントレーニング
   トレーニングを行う前に
   トレーニングの目的を教示
   人狼ゲームのルールと注意を説明
   人狼ゲームの実施
   ゲームの振り返り
   コミュニケーションのアドバイス
   トレーニング全体のまとめ
 コラム  世界のコミュニケーションゲーム、ドイツゲーム

ディスカッション

おわりに
人狼ゲーム記録用紙
コミュニケーション振り返りシート
まとめシート

引用・参考文献
索引

  装幀=荒川伸生

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