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理解するってどういうこと?

「わかる」ための方法と「わかる」ことで得られる宝物

理解するってどういうこと?
著者 E. オリヴァー・キーン
山元 隆春
吉田 新一郎
ジャンル 子ども・家庭・教育・学校
出版年月日 2014/10/01
ISBN 9784788514096
判型・ページ数 A5・448ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

誰でも優れた読み手,書き手になれる! だがどう働きかければよいのか? 重要なこと,効果的な方法とは? 丁寧に教える時間などないと悩む教師だけでなく,深く理解することの喜びに思いをはせるすべての人に宛てた,明快かつ熱烈なメッセージ。
理解するってどういうこと?――目次

はじめに

第1章 理解について考え直す
ジャミカの物語
理解することと知的発達
自分の知的なルーツを思い出すこと、より多くのことを望むこと
厄介な現状
理解する過程を明らかにする
理解するとはどういうことか?
高いレベルの期待と高いレベルの理解をどのように捉え、そして教えていくか?
読み・書きを学ぶときにもっとも大切なことは何か?
子どもたちや同僚たちの知的で好奇心にあふれたリーダーとして、私たちは日々の生活をどんな形で送ることができるか?
本書を読む際のヒント

第2章 私たちの頭のなか、生活のなかの理解を探る
質問からモデルへ
理解の種類とその成果モデル
読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素モデル
ワークショップ・モデル
これから述べていくこと

第3章 理解に駆られて
1 よきメンター─ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
2 理解の種類─熱烈な学び
3 読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素
    ─熱烈な学びの状況をつくること
 ワークショップ・モデル
 自立心、探究心、協調性のある教室をつくり出す
4 頭のなかでじっくり考える─熱烈な学び

第4章 アイディアをじっくり考える
1 よきメンター─エドワード・ホッパー
2 理解の種類─沈黙を使う、深く耳をすます
3 読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素
    ─自立心、探究心、協調性のある教室をつくり出す
4 頭のなかでじっくり考える

第5章 もがくことを味わい楽しむ
1 よきメンター─レイノルズ・プライス
2 理解の種類─もがくことを味わい楽しむ
3 読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素
    ─大切なことのために時間を使う
表面の認識方法
深い認識方法
4 頭のなかでじっくり考える

第6章 理解のルネサンス
1 よきメンター─ルネサンス期の画家たちと思想家たち
2 理解の種類─ルネサンスの思考
3 読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素─作品とジャンルの多様性
 多様なジャンルの学習
 レベルの多様性
4 頭のなかでじっくり考える

第7章 変わり続けること以上に確実なことはない
1 よきメンター─パブロ・ネルーダ
2 理解の種類─私たちの思考を変化させること
 理解のための方法─思考を変化させ修正し、
  新たな理解を生み出すためのツール
3 読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素─作品構造
 さまざまな作品構造
4 頭のなかでじっくり考える

第8章 すばらしい対話
1 よきメンター─マティスとピカソ
2 理解の種類─夢中で対話すること
3 読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素
    ─話し合いを少しずつ変えていくこと
 熱烈な学びと子どもたちと話すための原則に焦点を当てながら
  行われた「質問する」のミニ・レッスン
4 頭のなかでじっくり考える

第9章 感じるために、記憶するために、理解するために
1 よきメンター─エドウィージ・ダンティカ
2 理解の種類─感情と記憶
3 読み・書きを学ぶ際の主要な構成要素─理解のさまざまな成果
4 頭のなかでじっくり考える

訳者あとがき

資料A 理解するための方法とは
資料B 大切なことは何か?
     ─幼稚園から高校3年生までの読み・書き内容
資料C 理解することを教えるときに効果的な方法
資料D リーディング・ワークショップとライティング・ワークショップを
      成功させる条件
資料E 小学校学習指導要領国語科「読むこと」と
      リーディング・ワークショップとの比較
資料F 小学校学習指導要領国語科「書くこと」と
      ライティング・ワークショップとの比較
資料G 読書感想文に代わる方法─子どもたちが読むときに考えたことを
      記録し、共有する多様な方法
資料H 優れた学び手が使いこなしている思考法
資料I 話し言葉を教える/学ぶときの最善の方法
資料J 話し言葉を教える/学ぶときのチェックリスト

文 献
索 引

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