現代形而上学
分析哲学が問う,人・因果・存在の謎

著者 | 鈴木 生郎 著 秋葉 剛史 著 谷川 卓 著 倉田 剛 著 |
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ジャンル | ワードマップ |
シリーズ | ワードマップ |
出版年月日 | 2014/02/21 |
ISBN | 9784788513662 |
判型・ページ数 | 4-6・304ページ |
定価 | 本体2,400円+税 |
在庫 | 在庫あり |
内容説明
目次
世界には,なにが,どのようにあるのか。論理的手法をツールとして世界の基底を問う。人の同一性とは,可能世界とは何か,自由と決定論の衝突,個物と普遍,人工物の存在論など,古典的難問から最前線の試みまで復権した形而上学の全容をつかむ。
ワードマップ 現代形而上学――目次
序章 現代形而上学とは何か
0―1 現代哲学の一分野としての形而上学
0―2 形而上学的問題
0―3 現代形而上学の成立とその特色
0―4 現代形而上学の世界へ
第1章 人の同一性
1―1 人の同一性の問題
1―2 同一性と変化
1―3 身体説と記憶交換の思考実験
1―4 心理説と複製の問題
1―5 人の同一性は重要か
第2章 自由と決定論
2―1 行為についての二つの見方
2―2 自由と決定論の衝突
コラム 量子力学と決定論
2―3 両立論
2―4 非両立論
第3章 様相
3―1 可能世界
コラム 事物様相と言表様相
3―2 可能主義と現実主義
3―3 本質
3―4 対応者
コラム 可能的対象
第4章 因果性
4―1 ヒュームの影響
4―2 規則性分析
4―3 反事実条件的分析
コラム 因果関係の形式的性質
4―4 普遍者の一事例としての因果関係
4―5 事実因果説
第5章 普遍
5―1 普遍者の実在をめぐる論争
コラム 理論評価のための基準
5―2 抽象名辞による指示とパラフレーズ
5―3 普遍者にまつわる問題点
5―4 唯名論と質的同一性
第6章 個物
6―1 具体的個物の存在論的還元
6―2 普遍者の束説
6―3 基体説
6―4 トロープの束説
第7章 存在依存
7―1 存在依存の基本
7―2 依存関係のいくつかの下位区分
コラム フッサールと存在依存
7―3 存在依存の定義に関する問題点とその解決策
7―4 必然性と本質
7―5 存在依存と付随性
第8章 人工物の存在論
8―1 人工物のあり方
8―2 伝統的カテゴリー体系の不十分さ
8―3 存在依存のきめ細かな区分
8―4 存在依存関係を用いたカテゴリーの個別化
8―5 伝統的なカテゴリー体系を超えて
コラム インガルデンと現代
終章 形而上学のさらなる広がり
9―1 本書で主題的に扱わなかった形而上学の問題領域
9―2 形而上学と密接に関わる他の分野
おわりに
現代形而上学をさらに学ぶための文献案内
索引
序章 現代形而上学とは何か
0―1 現代哲学の一分野としての形而上学
0―2 形而上学的問題
0―3 現代形而上学の成立とその特色
0―4 現代形而上学の世界へ
第1章 人の同一性
1―1 人の同一性の問題
1―2 同一性と変化
1―3 身体説と記憶交換の思考実験
1―4 心理説と複製の問題
1―5 人の同一性は重要か
第2章 自由と決定論
2―1 行為についての二つの見方
2―2 自由と決定論の衝突
コラム 量子力学と決定論
2―3 両立論
2―4 非両立論
第3章 様相
3―1 可能世界
コラム 事物様相と言表様相
3―2 可能主義と現実主義
3―3 本質
3―4 対応者
コラム 可能的対象
第4章 因果性
4―1 ヒュームの影響
4―2 規則性分析
4―3 反事実条件的分析
コラム 因果関係の形式的性質
4―4 普遍者の一事例としての因果関係
4―5 事実因果説
第5章 普遍
5―1 普遍者の実在をめぐる論争
コラム 理論評価のための基準
5―2 抽象名辞による指示とパラフレーズ
5―3 普遍者にまつわる問題点
5―4 唯名論と質的同一性
第6章 個物
6―1 具体的個物の存在論的還元
6―2 普遍者の束説
6―3 基体説
6―4 トロープの束説
第7章 存在依存
7―1 存在依存の基本
7―2 依存関係のいくつかの下位区分
コラム フッサールと存在依存
7―3 存在依存の定義に関する問題点とその解決策
7―4 必然性と本質
7―5 存在依存と付随性
第8章 人工物の存在論
8―1 人工物のあり方
8―2 伝統的カテゴリー体系の不十分さ
8―3 存在依存のきめ細かな区分
8―4 存在依存関係を用いたカテゴリーの個別化
8―5 伝統的なカテゴリー体系を超えて
コラム インガルデンと現代
終章 形而上学のさらなる広がり
9―1 本書で主題的に扱わなかった形而上学の問題領域
9―2 形而上学と密接に関わる他の分野
おわりに
現代形而上学をさらに学ぶための文献案内
索引