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ゲーム化する世界

コンピュータゲームの記号論

ゲーム化する世界
著者 日本記号学会
ジャンル 哲学・思想
シリーズ 叢書セミオトポス
出版年月日 2013/05/15
ISBN 9784788513396
判型・ページ数 A5・242ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

いまやAKBも含めて,すべてがゲーム化する時代。ゲームは私たちをどこへ連れて行くのだろう? 「ゲームを考えることは現実を考えること」というラディカルな立場から,コンピュータゲームと現実との関係を根底から問い直す,真に記号論的試み。
ゲーム化する世界――目次

刊行によせて 吉岡 洋

「ゲーム化する世界」がもたらしたもの、もたらしつつあるもの 松本健太郎

第一部 マイコンゲーム創世記
対談 マイコンゲーム創世記三遊亭あほまろ×吉岡 洋
対談「マイコンゲーム創世記」を終えて 吉岡 洋

第二部 ゲームの存在論―その虚構世界の複合的なリアリティをめぐって
ビデオゲームの記号論的分析―〈スクリーンの二重化〉をめぐって 吉田 寛
スポーツゲームの組成―それは現実の何を模倣して成立するのか 松本健太郎
(コンピュータ・)ゲームの存在論―その虚構性と身体性 河田 学
対論を終えて 前川 修

第三部 オンラインのなかのコミュニケーション―ゲーム、カウンセリング、コミュニティ
オンラインゲームとコミュニティ 田中東子
オンライン・カウンセリングの可能性と限界 香山リカ
オンラインとオフラインのはざまに―ゲームにおける「動能機能」 小池隆太

第四部 ゲーム研究の展望
ゲーム研究のこれまでとこれから─感性学者の視点から 吉田 寛

第五部 記号論の諸相
H・G・ウェルズ『タイムマシン』における時間概念
      ―タイムトラヴェル=タイムマシン考察のために 太田純貴
パースにおける「進化」概念とそのあらたな解釈 佐古仁志
フェリックス・ルニョー論─写真を通じた身体の変容と更新 松谷容作

あとがき 松本健太郎
山口昌男さんの死を悼む 吉岡 洋
資料 日本記号学会第三一回大会について
執筆者紹介
日本記号学会設立趣意書

装幀―岡澤理奈
装画―尹 貞仁

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