質的心理学研究 第12号
特集 文化と発達

著者 | 日本質的心理学会 編 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 概論・研究法 |
シリーズ | 質的心理学研究 |
出版年月日 | 2013/03/20 |
ISBN | 9784788513310 |
判型・ページ数 | B5・224ページ |
定価 | 本体2,800円+税 |
在庫 | 在庫あり |
内容説明
目次
「発達」の過程に「文化」という切り口から迫ったとき,どのような研究が始まるのか。「文化」を鍵概念にすることで,どのような変容を捉えることができるのか。斬新な切り口と読み応えのある論文を10本収載。書評特集は「喪失の多様性を巡って」。
これまで日本の質的研究の潮流を先導し続けてきた『質的心理学研究』。近年は質的研究をめぐる環境もずいぶん変わり、単に量的研究と対峙しているだけでは「前線」として意味をなさなくなってきています。今は、先駆者たちが切り拓き、達成してきたものを受け取りつつも、新たな「最前線」を研究者が各自見出し、それを更新し続けていかなければならない時代になってきたと言えるでしょう。本号の特集では、「文化」を鍵概念として、「発達」の過程をどのように捉えることができるのか、質的研究ならではの斬新な切り口と読み応えのある論文を収載しました。書評特集のテーマは「喪失の多様性を巡って」。