日本人の利益獲得方法

著者 | 田中 健滋 著 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 教養・読みもの |
出版年月日 | 2012/11/15 |
ISBN | 9784788513105 |
判型・ページ数 | 4-6・208ページ |
定価 | 本体1,900円+税 |
在庫 | 在庫あり |
内容説明
目次
受け身的に利益がやってくること(受利)を良しとする日本人と,利益は自ら獲得するものだ(能利)と考えるアメリカ人。個人的にも社会的にも基本的なこの二つの利益獲得方法の対比から,現代日本の諸問題を検討するための指針が見えてくる!
日本人の利益獲得方法─目次
はじめに
第1章 能動的利益獲得と受動的利益獲得
1 利益獲得の二つの基本形
2 社会制度面での能利と受利
第2章 受利社会・日本、能利社会・アメリカ
1 自由、機会平等、自立、独立 VS 協調、結果平等、「依存」
そして「タテ社会」
2 「甘え」VS「自立」
3 非言語的コミュニケーション VS 言語的コミュニケーション
4 日本人の「金銭貸借関係」
5 理念、正義、法、ルール VS 協調、「和」
6 「罪の文化」VS「恥の文化」
7 父性原理 VS 母性原理
8 格差是正の二つの方法
9 「わび」「さび」「もののあわれ」VS「ディズニーランド」
10 能利社会・アメリカ VS 受利社会・日本
第3章 能利は個人主義、受利は集団主義
1 個人主義と集団主義
2 個人主義/集団主義と能利/受利
第4章 現代日本社会の位置――受利社会から能利社会へ
1 社会、経済、政治、制度上の変化
2 個人の生活意識の変化
3 受利から能利への移行過程で生ずる社会規範の揺らぎと後退
4 受利社会から能利社会への移行
第5章 能利社会と受利社会を可能とする条件
1 能利または受利を決める三条件
2 過去、現在、そしてこれからの日本
第6章 現在そして将来――能利/受利比率をどうするか
1 現在そして将来の生き方
2 能利あるいは受利比率を高める生き方
3 子供をどう育てるか
第7章 能利・受利という視点を持とう
1 自由度の獲得
2 各場面で選択する行動原理
3 社会動向の見方
4 予想される本書への批判
おわりに 189
文献と注
装幀=臼井新太郎
装画=ヤギワタル
はじめに
第1章 能動的利益獲得と受動的利益獲得
1 利益獲得の二つの基本形
2 社会制度面での能利と受利
第2章 受利社会・日本、能利社会・アメリカ
1 自由、機会平等、自立、独立 VS 協調、結果平等、「依存」
そして「タテ社会」
2 「甘え」VS「自立」
3 非言語的コミュニケーション VS 言語的コミュニケーション
4 日本人の「金銭貸借関係」
5 理念、正義、法、ルール VS 協調、「和」
6 「罪の文化」VS「恥の文化」
7 父性原理 VS 母性原理
8 格差是正の二つの方法
9 「わび」「さび」「もののあわれ」VS「ディズニーランド」
10 能利社会・アメリカ VS 受利社会・日本
第3章 能利は個人主義、受利は集団主義
1 個人主義と集団主義
2 個人主義/集団主義と能利/受利
第4章 現代日本社会の位置――受利社会から能利社会へ
1 社会、経済、政治、制度上の変化
2 個人の生活意識の変化
3 受利から能利への移行過程で生ずる社会規範の揺らぎと後退
4 受利社会から能利社会への移行
第5章 能利社会と受利社会を可能とする条件
1 能利または受利を決める三条件
2 過去、現在、そしてこれからの日本
第6章 現在そして将来――能利/受利比率をどうするか
1 現在そして将来の生き方
2 能利あるいは受利比率を高める生き方
3 子供をどう育てるか
第7章 能利・受利という視点を持とう
1 自由度の獲得
2 各場面で選択する行動原理
3 社会動向の見方
4 予想される本書への批判
おわりに 189
文献と注
装幀=臼井新太郎
装画=ヤギワタル