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あたりまえの親子関係に気づくエピソード65

あたりまえの親子関係に気づくエピソード65
著者 菅野 幸恵
ジャンル 子ども・家庭・教育・学校
出版年月日 2012/10/05
ISBN 9784788513037
判型・ページ数 4-6・192ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

思わずカッとなったり落ち込んだり……母親が「子どもをイヤになる」瞬間についてのインタビューから見えてくる,楽しいだけでなく,軋轢,葛藤も経験しながら親子が共に育っていく,というあたりまえの子育ての姿。育児に新しい視界を開く本!
あたりまえの親子関係に気づくエピソード65─目次

目次
はじめに
1章 子どもはかわいくて当然? かわいくないのはおかしい?
 1 親子関係とは
(1)「育テ上ゲネバナラヌ」という思い
(2)親になることとは
(3)養育者の能動性
 2 親子は一体か
 3 親子も人間関係
(1)個と個のせめぎあい
(2)個と社会のせめぎあい
 4 親子のネガティブな部分は不適応の印?
(1)育児ノイローゼ
(2)育児ノイローゼが生まれた社会的背景
(3)社会問題としての育児不安
 5 ネガティブな側面の積極的意味
2章 どのようにインタビューしたか
 1 なぜインタビューなのか
 2 語り手にとってのリアリティを
 3 人びとの日常を記述すること
 4 子どもへの不快感情を語ること
 5 本書のインタビューの詳細
3章 母親が子どもをイヤになるのはどんなとき?
 1 幼児をもつ母親へのインタビュー
(1)母親たちが子どもをイヤになるのはどんなときなのか
(2)インタビューにあたって
(3)インタビューの内容
 2 インタビューから見えてきたこと
(1)子ども同士のやりとり
(2)母親と子どものやりとり
 3 まとめ
(1)せめぎあう親子
(2)目の前の事態をどうとらえて切り抜けているのか
(3)イヤになることの意味
4章 初めて子どもをもつ場合
 1 親になるということ
(1)親になることによる変化
(2)親になるプロセスとイヤになること
(3)インタビューについて
 2 どんな行動をイヤになるのか
(1)不快感情をもたらす行動と生後2年間の変化
(2)子どもの発達に応じて変化すること
(3)具体的な行動
 3 生後2年間の変化
(1)誕生~6ヶ月ごろ──?わからない?から?わかる?へ
(2)6ヶ月~12ヶ月──危険へ近づく子どもの身体への関心
(3)18ヶ月~──子どもの?わたし?との出会い
 4 まとめ
5章 ?反抗期?を乗り越える
 1 ?反抗期?と集団との出会い
 2 インタビューから見えてきたこと
(1)どんな行動をイヤになるのか
(2)3歳までの変化
(3)3歳以後
 3 まとめ
6章 わが子という他者
 1 母親が子どもをイヤになるということ
(1)育てるからこそイヤになる
(2)?最後の砦?であること
(3)親子のズレを認識する機会
 2 イヤになることから見る親としての適応プロセス
(1)生後5年間の変化
(2)他者と出会う──二つのターニングポイント
(3)資源の有限性
(4)グレーゾーンのかかわり
(5)イヤになることを明るく語れる関係
 3 ふたたび親子関係とは
おわりに

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