オーバーフローする脳
ワーキングメモリの限界への挑戦

著者 | T. クリングバーグ 著 苧阪 直行 訳 |
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ジャンル | 科学・科学論 |
出版年月日 | 2011/11/10 |
ISBN | 9784788512610 |
判型・ページ数 | 4-6・256ページ |
定価 | 本体2,600円+税 |
在庫 | 在庫あり |
内容説明
目次
デジタル社会の情報の奔流に立ち向かっているのは4万年前のクロマニヨン人とほぼ同じ容積の脳。対処できるのか? 脳の限界と可塑性,脳機能を訓練する可能性は? 脳のワーキングメモリの機能に焦点を当てて,最新の研究成果をわかりやすく解説。
オーバーフローする脳――目次
1 はじめに―石器時代の脳が情報洪水に見舞われたら
■マジカルナンバー
■脳の可塑性
■20世紀のIQ上昇
■未来
2 情報の入り口
■注意には異なる種類のはたらきがある22
■放心状態
■ミリ秒単位で注意を測る
■脳のスポットライト
■ニューロン間の競合
■2つの並列的な注意システム
3 心の作業台
■ワーキングメモリ
■長期記憶
■注意をコントロールする
■問題の解決
■ワーキングメモリと短期記憶
4 ワーキングメモリのモデル
■頭頂葉の情報処理
■記憶と注意の一体化
■情報はどのように符号化されるか
5 脳とマジカルナンバー7
■成熟する脳
■脳の信号と容量
■容量制約のメカニズム
■子どもの脳
■脳の活動のコンピュータ・シミュレーション
6 同時課題処理の能力と心の帯域幅
■運転と携帯
■カクテルパーティー効果と注意散漫
■2つのことを同時に行うとき、脳に何が起こるのか?
■容量統合仮説
7 ウォーレスのパラドックス
■ワーキングメモリの進化
■副産物としての知性
8 脳の可塑性
■脳地図はどのように書き換えられるか
■刺激の効用
■音楽とジャグリング
■「使う」と「何」が鍛えられるのか?
9 注意欠陥多動性障害は存在するか?
■ADHDとは何か
■ワーキングメモリ仮説
■薬物と教育
10 認知ジム
■ロボメモ
■訓練が脳活動にどう影響するか
11 心の筋肉を毎日訓練
■アインシュタイン加齢研究
■心の基準
■禅と集中法
■凡夫禅
■科学と瞑想
■現在と未来の挑戦
12 コンピュータ・ゲーム
■怖れ
■コンピュータ・ゲームの利点
■コンピュータ・ゲームの未来
13 フリン効果
■IQを進化させる
■ダメなものは、タメになる
14 神経認知的エンハンスメント
■心の薬物
■日常の薬物
15 情報の氾濫とフロー
■情報ストレス
■なぜ人間は刺激が好きなのか
■フロー
訳者あとがき
文献と注
索 引
装幀=虎尾 隆
1 はじめに―石器時代の脳が情報洪水に見舞われたら
■マジカルナンバー
■脳の可塑性
■20世紀のIQ上昇
■未来
2 情報の入り口
■注意には異なる種類のはたらきがある22
■放心状態
■ミリ秒単位で注意を測る
■脳のスポットライト
■ニューロン間の競合
■2つの並列的な注意システム
3 心の作業台
■ワーキングメモリ
■長期記憶
■注意をコントロールする
■問題の解決
■ワーキングメモリと短期記憶
4 ワーキングメモリのモデル
■頭頂葉の情報処理
■記憶と注意の一体化
■情報はどのように符号化されるか
5 脳とマジカルナンバー7
■成熟する脳
■脳の信号と容量
■容量制約のメカニズム
■子どもの脳
■脳の活動のコンピュータ・シミュレーション
6 同時課題処理の能力と心の帯域幅
■運転と携帯
■カクテルパーティー効果と注意散漫
■2つのことを同時に行うとき、脳に何が起こるのか?
■容量統合仮説
7 ウォーレスのパラドックス
■ワーキングメモリの進化
■副産物としての知性
8 脳の可塑性
■脳地図はどのように書き換えられるか
■刺激の効用
■音楽とジャグリング
■「使う」と「何」が鍛えられるのか?
9 注意欠陥多動性障害は存在するか?
■ADHDとは何か
■ワーキングメモリ仮説
■薬物と教育
10 認知ジム
■ロボメモ
■訓練が脳活動にどう影響するか
11 心の筋肉を毎日訓練
■アインシュタイン加齢研究
■心の基準
■禅と集中法
■凡夫禅
■科学と瞑想
■現在と未来の挑戦
12 コンピュータ・ゲーム
■怖れ
■コンピュータ・ゲームの利点
■コンピュータ・ゲームの未来
13 フリン効果
■IQを進化させる
■ダメなものは、タメになる
14 神経認知的エンハンスメント
■心の薬物
■日常の薬物
15 情報の氾濫とフロー
■情報ストレス
■なぜ人間は刺激が好きなのか
■フロー
訳者あとがき
文献と注
索 引
装幀=虎尾 隆