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社会はいかに記憶するか

個人と社会の関係

社会はいかに記憶するか
著者 P. コナトン
芦刈 美紀子
ジャンル 歴史・伝記
出版年月日 2011/08/15
ISBN 9784788512399
判型・ページ数 4-6・232ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

身体の実践を介した〈社会の記憶〉とは何か,それはどのように継承されてきたか。フランス革命,ナチの記念式典など刺激に満ちた歴史事例から,個人と集団・国家をつなぐ記憶の根源的作用を解き明かす。儀礼,言語,宗教の多領域に及ぶ珠玉の一冊。
社会はいかに記憶するか――目次


謝 辞

第1章 社会の記憶
1 回想の作用
2 フランス革命 王の公開処刑/フランス革命 衣服のスタイル
3 歴史の再構築/ライフ・ヒストリー
4 個人の記憶/認知の記憶/習慣の記憶
5 精神分析/実験心理学/ウィンチ 習慣と規則/サーリンズ 衣服の「言語」/社会的慣習の記憶
6 アルヴァックス 集合的記憶

第2章 記念式典
1 ヒトラーと記念式典
2 世界宗教と儀礼
3 儀礼とシンボル表象/儀礼と集合表象/儀礼と歴史
4 儀礼と神話/ギリシャ神話/儀礼の言語
5 忘却・模倣・反復/再現のレトリック 暦/言葉/身振り

第3章 身体の実践
1 具体化と表記/姿勢/アルファベット/映画
2 身体の技巧・礼儀作法・儀式/ジェスチャー/テーブルマナー/貴族
3 プルースト サン=ルーのふるまい/サドナウ ジャズピアノ/習慣とは
4 解釈学/ローマ法/聖書/パフォーマンス
原 注
訳者あとがき
事項索引・人名索引
装幀 鷺草デザイン事務所

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