視覚ワールドの知覚

著者 | J. J. ギブソン 著 東山 篤規 訳 竹澤 智美 訳 村上 嵩至 訳 |
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ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 教養・読みもの |
出版年月日 | 2011/03/25 |
ISBN | 9784788512221 |
判型・ページ数 | A5・320ページ |
定価 | 本体3,500円+税 |
在庫 | 在庫あり |
内容説明
目次
アフォーダンス概念の提唱者にして視覚研究の第一人者,ギブソンの必読文献,待望の完訳! 飛行士の選考に必要な視覚情報の研究にもとづいて,ゲシュタルト心理学者コフカの「なぜ物は見えるように見えるのか?」という問いに回答を与えた書。
視覚ワールドの知覚――目次
日本語版への序文 辻敬一郎
編者の序文 レオナルド・カーマイケル
はじめに
本書の図版の見方
なぜ物は見えるように見えるのか
理論的取り組み
空間知覚における「大地理論」の初期仮説
感覚と知覚
知覚の諸学説
感覚と知覚の区別
生得説と経験説
広がりと位置
かたちあるいは2次元的形
奥行きと距離,「手がかり」の理論
ゲシュタルト理論
知覚的恒常性の事実
要 約
視覚フィールドと視覚ワールド
視覚フィールドの境界
明瞭性の勾配
目と頭の運動の効果
残像の位置
残像の見かけの大きさと距離
頭と体の姿勢の効果
対象の見かけの大きさと形
平行線の見かけの収束
形の「食」
観察者が運動しているときの視覚フィールド
距離の意識
要 約
視覚ワールドの問題
網膜像の形成
視覚における事象の連鎖
視覚の刺激変数
網膜上の複写と対件
網膜像と網膜的モザイクの興奮
解剖学的パターンとしての網膜の興奮と順序的パターンとしての網膜の興奮
視覚体験と網膜の興奮のパターン
知覚の精神物理学的理論
抽象的な空間と飛行士の世界
刺激の対件
順序刺激の仮説
刺激の変数としての網膜的勾配―きめ
刺激作用の勾配としての距離の手がかり
勾配の概念
精神物理学的対応の概念
要 約
結 論
視覚的奥行きと距離に対する刺激―瞬間的な刺激作用
きめの密度の刺激勾配と対象の大きさ
物の奥行き形―きめの勾配と照明の等級
両眼網膜像差の刺激勾配
網膜像の鮮明性あるいは解像度
大気遠近の勾配
要 約
視覚における奥行きと距離の刺激変数―能動的な観察者
観察者が運動中の網膜像の変形の勾配
網膜的運動の型
要約―距離と奥行きの感覚的分析
安定していて境界のない視覚ワールドの問題
安定した視覚ワールド
境界のない視覚ワールドの問題
物の大きさと形の恒常性
なぜ物は見えるように見えるのか
知覚された対象の恒常性―色
知覚された対象の恒常性―形
奥行きが短縮した面の知覚
知覚された対象の恒常性―大きさ
物までの距離はどのようにして見えるのか
距離の知覚と尺度の知覚
視覚的寸法の堅固性
大きさの恒常性は遠距離において壊れるのか
結論―体験の客観性
幾何学的空間とかたち
幾何学の空間
視覚的なかたちの問題
かたちの知覚に対する精神物理学的取り組み
意 味
意味のある知覚
知覚はどのくらい学習によって獲得されるのだろうか
空間的意味の可能性
取り外せる意義
学習によらずに得られた意味はあるのだろうか
意味による空間知覚の変更
真正的な視覚ワールドと図式的な視覚ワールド
結 論
学 習
どのような意味において,
行動は知覚によって媒介されるのだろうか
どのような意味において,われわれは見ることを学ぶのだろうか
空間知覚と空間行動
空間知覚の運動理論
視覚的運動感覚
視覚と筋肉運動の共変
知覚的自我
ここからそこまでの距離の印象
身体の定位
訳者あとがき
文 献
索 引
装丁=臼井新太郎
日本語版への序文 辻敬一郎
編者の序文 レオナルド・カーマイケル
はじめに
本書の図版の見方
なぜ物は見えるように見えるのか
理論的取り組み
空間知覚における「大地理論」の初期仮説
感覚と知覚
知覚の諸学説
感覚と知覚の区別
生得説と経験説
広がりと位置
かたちあるいは2次元的形
奥行きと距離,「手がかり」の理論
ゲシュタルト理論
知覚的恒常性の事実
要 約
視覚フィールドと視覚ワールド
視覚フィールドの境界
明瞭性の勾配
目と頭の運動の効果
残像の位置
残像の見かけの大きさと距離
頭と体の姿勢の効果
対象の見かけの大きさと形
平行線の見かけの収束
形の「食」
観察者が運動しているときの視覚フィールド
距離の意識
要 約
視覚ワールドの問題
網膜像の形成
視覚における事象の連鎖
視覚の刺激変数
網膜上の複写と対件
網膜像と網膜的モザイクの興奮
解剖学的パターンとしての網膜の興奮と順序的パターンとしての網膜の興奮
視覚体験と網膜の興奮のパターン
知覚の精神物理学的理論
抽象的な空間と飛行士の世界
刺激の対件
順序刺激の仮説
刺激の変数としての網膜的勾配―きめ
刺激作用の勾配としての距離の手がかり
勾配の概念
精神物理学的対応の概念
要 約
結 論
視覚的奥行きと距離に対する刺激―瞬間的な刺激作用
きめの密度の刺激勾配と対象の大きさ
物の奥行き形―きめの勾配と照明の等級
両眼網膜像差の刺激勾配
網膜像の鮮明性あるいは解像度
大気遠近の勾配
要 約
視覚における奥行きと距離の刺激変数―能動的な観察者
観察者が運動中の網膜像の変形の勾配
網膜的運動の型
要約―距離と奥行きの感覚的分析
安定していて境界のない視覚ワールドの問題
安定した視覚ワールド
境界のない視覚ワールドの問題
物の大きさと形の恒常性
なぜ物は見えるように見えるのか
知覚された対象の恒常性―色
知覚された対象の恒常性―形
奥行きが短縮した面の知覚
知覚された対象の恒常性―大きさ
物までの距離はどのようにして見えるのか
距離の知覚と尺度の知覚
視覚的寸法の堅固性
大きさの恒常性は遠距離において壊れるのか
結論―体験の客観性
幾何学的空間とかたち
幾何学の空間
視覚的なかたちの問題
かたちの知覚に対する精神物理学的取り組み
意 味
意味のある知覚
知覚はどのくらい学習によって獲得されるのだろうか
空間的意味の可能性
取り外せる意義
学習によらずに得られた意味はあるのだろうか
意味による空間知覚の変更
真正的な視覚ワールドと図式的な視覚ワールド
結 論
学 習
どのような意味において,
行動は知覚によって媒介されるのだろうか
どのような意味において,われわれは見ることを学ぶのだろうか
空間知覚と空間行動
空間知覚の運動理論
視覚的運動感覚
視覚と筋肉運動の共変
知覚的自我
ここからそこまでの距離の印象
身体の定位
訳者あとがき
文 献
索 引
装丁=臼井新太郎