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性格とはなんだったのか

心理学と日常概念

性格とはなんだったのか
著者 渡邊 芳之
ジャンル 心理学・認知科学・臨床 > 教養・読みもの
出版年月日 2010/03/10
ISBN 9784788511880
判型・ページ数 4-6・228ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

性格とはなにか? はたして性格は個人の一貫した特性なのか? 性格研究の総本山ともいえる心理学が繰り広げてきた「性格の一貫性論争」をとおして,日常的な概念を研究することの問題や面白さについて,深く掘り下げて考える。
性格とはなんだったのか 目次
性格とはなんだったのか 序

性格とはなんだったのか 目次
まえがき
第1章 性格と心理学
第1節 性格心理学小史
第2節 本書の構成
第3節 性格に関連する概念
第2章 心理学において、性格概念はどのように用いられてきたか
第1節 性格の記述
第2節 行動の予測
第3節 行動の説明
第4節 性格概念の心理学的測定
第5節 心理学の他分野における性格概念の用法
第3章 一貫性論争 ―― なにが争点だったのか
第1節 一貫性論争前史
第2節 ミッシェルの『パーソナリティの理論』
第3節 一貫性論争の展開
第4節 一貫性論争の意味
第4章 性格概念と行動観察との関係
第1節 傾性概念と理論的構成概念
第2節 通状況的一貫性と行動観察の問題
第3節 性格の形成と通状況的一貫性
第4節 心理学的測定と操作的定義の問題
第5節 一貫性論争は疑似問題である
第5章 性格概念の本質とは
第1節 性格概念と視点の問題
第2節 性格概念と観察のパースペクティブ
第3節 メタファーとしての性格概念
第4節 性格概念をどうとらえるべきか
第6章 新しい性格研究 ―― その課題は何か
第1節 マクアダムスの新ビッグファイブ
第2節 ビッグファイブの特性論
第3節 遺伝と環境 ―― 行動遺伝学と進化心理学
第4節 質的方法と性格心理学
第7章 性格心理学の未来へ

あとがき
引用文献

事項索引
人名索引

  装幀=難波園子

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