生命の音楽
ゲノムを超えて システムズバイオロジーへの招待

著者 | D. ノーブル 著 倉智 嘉久 訳 |
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ジャンル | 科学・科学論 |
出版年月日 | 2009/06/30 |
ISBN | 9784788511729 |
判型・ページ数 | 4-6・256ページ |
定価 | 本体2,800円+税 |
在庫 | 在庫あり |
内容説明
目次
遺伝子は生命のプログラム? 利己的? CDに刻まれたデータだけでは音楽にならないように,ゲノムの情報だけでは生命は理解できない。これまでの定説を覆し,「生命とは何か」への新しい理解をもたらしつつある統合的生命科学への誘い。
◆生命の音楽 目次
はじめに
第1章 生命のCD ― ゲノム
シリコン人間
DNAマニア
遺伝子決定主義のさまざまな問題点
遺伝子決定主義はなぜアピールしたのか
生命は蛋白質のスープではない
二つの比喩の位置づけ
第2章 3万のパイプを持つオルガン
中国の皇帝と貧しい農夫
ゲノムと組み合わせ爆発
3万のパイプを持つオルガン
第3章 楽譜 ― それは書かれているか
ゲノムは「生命の本」か
フランスのビストロのオムレツ
言語のあいまいさ
シリコン人間再び登場
第4章 指揮者 ― 下向きの因果関係
ゲノムはどのように演奏されるか
ゲノムはプログラムか
遺伝子発現の制御
下向きの因果関係は種々の形をとる
別の形の下向きの因果関係
生命のプログラムはどこに?
第5章 リズムセクション ― 心臓拍動とその他のリズム
生物学的計算の始まり
心臓リズムを再構成する ― 最初の試み
統合的レベルでの心臓リズム
システムズバイオロジーは仮装した「生気説」ではない
それは仮装した還元主義でもない
そのほかの自然のリズム
第6章 オーケストラ ― 身体の種々の臓器とシステム
ノバルティス財団における討論
ボトムアップの問題
トップダウンの問題
ミドルアウト!
身体の種々の臓器
仮想心臓
第7章 モードとキー ― 細胞の奏でるハーモニー
シリコン人間、熱帯の島々を見つける
シリコン人間の間違い
細胞分化の遺伝的基盤
モードとキー
多細胞のハーモニー
「ラマルキズム」の歴史に関する覚え書き
第8章 作曲家 ― 進化
中国式書字システム
遺伝子におけるモジュール性
遺伝子 ― 蛋白質ネットワーク
安全性を保証する重複性
ファウストの悪魔との契約
生命の論理
大作曲家
第9章 オペラ劇場 ― 脳
私たちは世界をどのように見るのか
アジズのレストランで
行動と意思 ― ある生理学者と哲学者の実験
レベルが違えば説明も異なる
自己は、神経細胞のレベルの対象ではない
冷凍された脳
生き返る自己?
第10章 カーテンコール ― 音楽家はもういない
木星人
自己と脳についての見方における文化の役割
比喩としての自己
音楽家はもういない
訳者あとがき
文 献 (7)
索 引 (1)
装幀=虎尾 隆
はじめに
第1章 生命のCD ― ゲノム
シリコン人間
DNAマニア
遺伝子決定主義のさまざまな問題点
遺伝子決定主義はなぜアピールしたのか
生命は蛋白質のスープではない
二つの比喩の位置づけ
第2章 3万のパイプを持つオルガン
中国の皇帝と貧しい農夫
ゲノムと組み合わせ爆発
3万のパイプを持つオルガン
第3章 楽譜 ― それは書かれているか
ゲノムは「生命の本」か
フランスのビストロのオムレツ
言語のあいまいさ
シリコン人間再び登場
第4章 指揮者 ― 下向きの因果関係
ゲノムはどのように演奏されるか
ゲノムはプログラムか
遺伝子発現の制御
下向きの因果関係は種々の形をとる
別の形の下向きの因果関係
生命のプログラムはどこに?
第5章 リズムセクション ― 心臓拍動とその他のリズム
生物学的計算の始まり
心臓リズムを再構成する ― 最初の試み
統合的レベルでの心臓リズム
システムズバイオロジーは仮装した「生気説」ではない
それは仮装した還元主義でもない
そのほかの自然のリズム
第6章 オーケストラ ― 身体の種々の臓器とシステム
ノバルティス財団における討論
ボトムアップの問題
トップダウンの問題
ミドルアウト!
身体の種々の臓器
仮想心臓
第7章 モードとキー ― 細胞の奏でるハーモニー
シリコン人間、熱帯の島々を見つける
シリコン人間の間違い
細胞分化の遺伝的基盤
モードとキー
多細胞のハーモニー
「ラマルキズム」の歴史に関する覚え書き
第8章 作曲家 ― 進化
中国式書字システム
遺伝子におけるモジュール性
遺伝子 ― 蛋白質ネットワーク
安全性を保証する重複性
ファウストの悪魔との契約
生命の論理
大作曲家
第9章 オペラ劇場 ― 脳
私たちは世界をどのように見るのか
アジズのレストランで
行動と意思 ― ある生理学者と哲学者の実験
レベルが違えば説明も異なる
自己は、神経細胞のレベルの対象ではない
冷凍された脳
生き返る自己?
第10章 カーテンコール ― 音楽家はもういない
木星人
自己と脳についての見方における文化の役割
比喩としての自己
音楽家はもういない
訳者あとがき
文 献 (7)
索 引 (1)
装幀=虎尾 隆